2008.09.15(Mon)
ガンガンネタバレ感想続きです。 冒頭はネタバレ回避文に「屍姫」の話が入ってますが
「屍姫」本編のネタバレでもないのでスクロール無しで行きますよ。
■屍姫
本編読んでないけど、ミニスカでどんなアクションを見せようと
パンツはチラリとも見せないマンガである事は知ってる「屍姫」。
なんかアニメ化情報見てるとアニメの方が絵が綺麗くね?とか思ってたら
制作会社GAINAXだったのね。 しかも脚本が會川昇さんで、音響監督に三間雅文ですと!!
ちょっと見てみる気になったのもつかの間、九州方面の放送局がのってませんが… OTL
■獣神演武 3巻 9月22日発売
>ついに貪狼、慶狼と衝突する岱燈は、圧倒的
>な武力の前に成す術もなく敗れてしまう。そして
>さらに、劉皇とは袂を分かち、頼羅は岱燈を憎むよ
>うに…!? 荒川弘が描く、武侠ロマン! 待望
>の第3巻ついに登場!
………えーと、獣神の担当(レイアウトとかアオリ文)も下村さんなんですかね?
「劉煌」の「煌」の文字が間違ってますよ! 「皇」ではなく「煌」デス。
いや。そう言う私もシナリオの社綾氏を、社「稜」だと思ってたんだけどさ。
しかも歌猫様が気づかれた後も、自分のブログでは修正してないんだどさ。
って本題はそこじゃなくて、
悲しいのは収録話の内容がこの紹介文以上でも、以下でもないって印象しか思い出せない事なんだけどね。
歴史物のオッサンすきー・ロマン物すきーなら、
「お! キチンとオジサンキャラ描ける作家か」って興味をそそらせるせるかもしれないけど
逆にそう言うのに目が肥えてる人がジャケ買いして読んだらがっかりするゼヨ。
■鋼の錬金術師 TVアニメ新シリーズ始動!!
先月号で「次号重大発表」とか気を持たせておきながら、
8月22日発売の20巻コミック帯で発表しちゃった再アニメ化。
あの、一部で言われてた声優確定情報ってどこにあったのでしょうか? 見つけきらんのデスが…?
結局、コミック帯以上の確定情報は出ずじまい。 OTL...
アニメ誌の方がまだ制作スタジオが前回と同じくボンズだと情報出てましたが…
ああ!わかった!!
「重大発表」って、マダム・クリスマスが増田さんの養母だったって事デスNE★
うん、そっちのが、よっぽど爆弾投下っだったと思いますたんぐ。
それにしても、この折込みの81話エド&86話アルイラストの合成はGJといわざるをえませんな。
20巻の感想記事のコメントで予想した時に、
81話エドは文字レイアウトも栄えるんだけど、タイトルは「鋼の錬金術師」だろうと、
主人公はエドだけじゃなくエルリック兄弟なんだよぅと言う訴えそのままに
アルも合成してくれて、編集部は鋼を理解してくれてて、もうホントに嬉しいです。
■タイトル「地下道の誓い」
微妙にオヤジギャグ臭を感じてしまうのは気のせいとして
ダイレクトに増田組の地下での「死ぬな」のやりとりの他に
最後のコマでホーエンパパンVSプライドを持ってきたコトで
78話「七つの罪」でリオールの地下での宣戦布告もからめてると感じるのは気のせいですかね。
■「外見など記号でしかありませんよ 小さい錬金術師の…」
うっわー すっげー皮肉www
エドは単純に(背伸びてるのに…)「小さい」言われたのにキレてそうですが、
アルが(五感を感じる生きがいを奪われてるのは別として)身体を失って、
いわば器を取り戻す為に旅をしてきたニーサンに向かって
「外見を記号」と言い放ってしまうプライド。 ニーサンはその点でも怒っていいと思うよ!
■「……炭素硬化! グリードのまね事ですか」
鋼のアクションが面白いのはこう言う点だと思うのですよ!
勿論、コマ割やポージング等の見せ方も上手いと思うのです。
ただ、某○ボールの如く、1週1話分丸まる無言でガチ・バトルシーンされても私はつまんない派で
修行で鍛えたNEW必殺技を繰り広げる展開に燃えなくもないですが、
特に鋼はアクションはエッセンスで、軸は少年の体験の積み重ねによる成長物語だと思ってるので
今まで体験した全ての事をエド達が自分達の中で昇華して、次に活かすって戦法を取ってくれると
すっごい、してやったりな気分になります。
NEW必殺技等隠し玉を繰り広げる展開ってのは『RAIDEN-18』ででもやってればいいのです。
まぁ、『RAIDEN-18』の場合は ライデン18号が努力・根性で立ちふさがる敵を倒すってより
タチバナ博士がポッチとビックリドッキリオプションを披露してライデン18号は踊らされる展開っぽいですがww
■閃光弾を投げた後、305ページ最終コマ
お兄ちゃん! お兄ちゃんだよう!
エドはやっぱりアルのおにいちゃんなんだよう!!
鎧アルを自分一人じゃ受け止めきれないってわかってても支えに行ちゃうんだよ!
別にあのまま鎧アルが転がったところで損傷はなくても支えに行ちゃうんだよ!
転がすより、迅速にアルを移動させる為ってのもあったとは思うけど
アルをプライドから奪還してくてしかたなかったんだねぇww
増田さんの「……いいかげん坊や扱いはやめてくれないかなぁ」も萌えたけど
今月号1番の萌えコマがコレな私は異端ですか?
グラちゃんもいろいろ可愛かったけど、その後の処遇に全部吹き飛んだ OTL
■「いやだ たべないで… いたいよぅ たすけて…ラスト…」
コレは計算!? 前々からの計算なのですか? 荒川牛よ!!!!!
かつて自分を「化物」と評した増田に対して ラストは
「あなた達と変わらない外見に五感もある 感情もある 産みの親に対する愛情もある 人間」と言いきり、
「進化をとげた新たなる人間」の矜持を持って華々しく散った。
あの散り様に人造人間としての誇りを感じたとしても、
人間以前に生物なら無条件で忌避したくなる死への恐怖を感じる同じ生き物だと、化物ではないと、
この時点で読者に納得させる気は多分荒川弘にはなかったのではなかろうか。
「死」は生き物には避けられないようもない事象で、
全の流れのなかでいつかは受け入れなければならないものだとしても
当人にしても、残された周りの人間にしても「酷い事」「悲しい事」なのは変わらない。
残された周りの人間についてはヒューズ家、エルリック家等々幾度となくで描いてきた。
じゃあ当人にとって「死」に直面するとは? とした時
物語である以上、ある程度人の死に様はドラマティックに描かざるをえない。
グリードの消滅しかり、ヒューズさんしかり。デビルズネストのメンバーしかり。
力を持たないイシュヴァール戦最後の生き残りのご老人ですら「━恨みます」だよ?
泣き言言わずにむしろ悪態ついて覚悟は出来てましたと言わんばかりにカッコ良く散っていく。
その泣き言を、人造人間であるグラトニーに言わせますか!!!!
ふしぎの海のナディアの15話「ノーチラス最大の危機」に登場したフェイトさん以来のやられた感でしたよ。
その一方で、
「死」は当人が感知する間もない程に唐突に訪れ、
特に戦場では一人一人のドラマの終演であるにもかかわらず、
他人の目から見ても、ドラマティックに迎えられるのはごく一握りである事も描いている。
イシュ戦のモブしかり、3巻背表紙の門番Aしかり、グラン中将の死の真相しかり、
2巻スカー初戦で直感的に死の恐怖を感じた上で、アルを見逃す条件に殺される覚悟をするエドワード。
イシュ戦で「“死にたくねぇ”ただそれだけだ」と言ったヒューズさん。
グラトニーの擬似真理の扉から生還して、そんなイシュ戦の話を聞いた上でも、
「這いずり回って 格好悪くたって」「大切な人のためにも」「生きのびる」と覚悟したエドワード
ここまで、人間サイドに無慈悲に訪れる「死」への危機感を描き、
「生」への執着を言わせる流れにしておきながら、
何度切られてもあまり痛そうに見えず、死して復活したばかりで、命の変えはきくから
危機感が皆無のようなグラトニーに、
消滅への拒絶を、痛みを、恐怖の感情を、身内への愛情を言わせる。
もう、最後にラストの名を出さなければ、気づかずスルーできたかもしれないのに
なんてことしてくれたんだ荒川牛よ!!!!
これをさ、また、セリムとか、エリシアちゃんみたいな外見のキャラに言わせると生々しいんだど
グラトニーみたいな微妙にデフォルメ化したデザインのキャラに言わせるってのが
荒川牛の気配りなのか、
余計に「人間外にみえても人間の定義なんてって話」に持っていけたりと、あざといのか……
■「おや この臭いは… 近くにいるのですか ホーエンハイム…!」
グラトニーとホーパパの接触はなかったハズなので、
この臭いの記憶はやっぱ、リオール地下でのプライドの記憶って事になるのでしょうか?
地下錬成陣のうぞうぞ君に嗅覚があったとは驚きだ。
まさか、クセルクセスの一件以降、
グラトニーを産み出してクセルクセスの遺跡を飲み込ませ(証拠隠滅す)るまで
お父様とホーパパが一緒に行動してたから、グラトニーの記憶&能力を食ったプライドが
ホーパパの臭いが分かるって意味じゃないよね。
プライドがああいう形状なのは、リオールで対峙するまでホーパパは知らなかったワケだし、
早々にお父様とホーパパは別れてるハズ。
エドが家を焼いてしまった事に対して、
自分の過ちを見たくなくて逃げたって、自分もそうだったから云々言ってたのは、
グラトニーによる証拠隠滅って意味じゃなく
単に無人となったクセルクセスから逃げ出して、目に映らないようにして
シンの国に逃げたって意味にとっていいのかしら?


